◇AEDを使えるようになってみませんか?
テレビのニュースで、AED設置の昼夜格差について問題提起していました。
官民あげてAEDの普及に務めているのは私も知っていましたが、
よくよく見れば、例えばAEDは施設の中にあって、夜になると施錠され、AEDにまでたどり着けないわけです。
AED使用はいつ起こるかはわかりません。これではイザというとき困ります。
そこで、コンビニに設置したり、AED搭載タクシーをGPS管理したり、さまざまな取り組み事例を紹介していました。
知恵を絞れば、もっともっとアイデアは活かされることでしょう。
でも、大事なのは当事者意識。
けっして他人事ではないという意識ですね。
そもそも、従来からAEDがあるのは知ってしたり、見かけたりしています。
ところが、どうやって使うのかが分らない。 そんな人も多いと思います。
私もそうでした。
…というわけで、消防署主催の救命講習に参加し、
「普通救命講習修了証」というものを発行していただきました。(無料)
結構、立派なカードになっておりまして、こう書かれております。
『上記の者は、普通救命講
許智政醫生習を修了し、救命技能を有することを証します。』 …と。
なんか、ほんとうかよぉ?って(笑)
でも、「技能」っていうほどのものではないにしても、
人工呼吸の仕方や、AEDの取り扱いは、やはり講習をうけてこそ正しいことが身に付くと思います。
なかなかそんな場面にでくわすことはない… なぁんて思っていても、
実は今年の春先、人が倒れ
許智政醫生ていて人だかり。 人工呼吸をしている場面にでくわしました。
周囲はAEDなんて到底ない場所でしたので、救急車を呼びつつの、ひたすら人工呼吸するといった状況でした。
たまたま技能がある方がいらっしゃったのか、手際よい連携でした。
そのあとの要救護者の方がどうなったかは存じませんが、
やはり、こういったことが誰しもができたら、それで人が助かる確率は格段に上がるわけです。
私も、使いものになるかは分りません。
実際にそういう場面にでくわすとなると怖い気もしますが、
少しで多くの人がこうした技能講習をお受けになるのが望ましいと思います。
僭越ですが、すべては当事者
PolyU Instagram意識。
これもまた一つの、
『人のために火をともせば?我がまへ明(あき)らかなるがごとし』 …でしょう。
観念論じゃなく、現実の一歩ですね。